『「こだわりが収入になる!」インスタグラムの新しい発信メソッド』(読書感想)

この記事では『「こだわりが収入になる!」インスタグラムの新しい発信メソッド』の紹介、読んだ感想をまとめています。

 

最近仕事でインスタグラムのアカウントを管理することになりました。

できるだけ多くの人に情報を発信していきたいので、どうしたらフォロワー数を増やすことができるのか知りたいと思い、こちらの本を読むことにしました。

 

 

『「こだわりが収入になる!」インスタグラムの新しい発信メソッド』本の概要

インスタグラムをただ投稿しているだけではもったいない!
フォロワー数を増やし、企業からお仕事案件をもらい、
コツコツ稼いじゃおう。

有名人の真似をしても意味はありません。
「自分だけのテーマ」「統一感ある写真撮影」「徹底したプロフィール画面のつくり込み」「『いいねまわり』の方法とアカウントの見つけ方」「狙い目のハッシュタグの探し方」…etc.
肩書きなし・知名度なしの普通の主婦が、自力で10ヶ月で1万フォロワーを獲得し、収入を得てきたメソッドを、すべて公開します!

一般人が憧れのインスタグラマーになって“自分らしく稼ぐ"リアルなノウハウを詰め込んだ1冊!

-----著者からのメッセージ-----

インスタグラマーになると開ける道

「インスタグラマー」。みなさんはこの言葉にどういうイメージを持ちますか?
多くの方が“自撮りと一緒に商品を投稿するモデルみたいな人"と想像するかもしれません。

しかし、これから私が本書でお伝えしていく「インスタグラマー」とは、
“自分の強みやこだわり、あるいは、誰かに伝えたいことを発信する人"のことで、
その人それぞれに合った商品のPR 案件がお仕事として依頼されたり、旅に行けたり、企業と一緒に企画をすることができたり……。

このように、好きなことに使ってきた時間やお金が、
誰かにとっての価値となり、
インスタグラムで投稿すること自体がお仕事となる人のことなのです。

この可能性が詰まった広い世界に一歩踏み出してみませんか?

-----(巻頭メッセージより)-----

 

『「こだわりが収入になる!」インスタグラムの新しい発信メソッド』は全221ページ。

読みやすい本ですので、3~4日で読み終えました。

 

『「こだわりが収入になる!」インスタグラムの新しい発信メソッド』勉強になったこと

テーマ・投稿内容

最も基本的なこととして、フォロワー数を増やしたければ「見ている人にとって有益な情報を投稿すること」が重要と書かれていました。

ライフスタイル投稿は有名人だからこそ成立するのであり、一般の人がそのような投稿をしてもフォロワー数を増やすのは難しいとのこと。

さらに有益な情報を発信するにあたっては「商品か場所のどちらかは外にあるものを紹介する」もしくは「工程から紹介する」ことがおすすめと書かれていました。

例えば、自分で作ったパンの写真をアップするのではなく、パン作りの工程からアップするか、お店で買ったパンの情報をアップするか、などの方が見ている人にとっては参考になりますよね。

プロフィール文にも「そのアカウントから何が得られるか」を明記したほうが、フォロワー数アップにはつながるそうです。

 

また、インスタと相性のよいテーマは「美容」「ファッション」「お出かけ系(特にカフェ)」だそうで、インスタのターゲット層(10~30代の女性が多い)を考えると確かにこれらのテーマに関心がありそうだなと感じました。

 

コンテンツの工夫

投稿する写真は以下の3点を押さえて、撮影するとよいと書かれていました。

①縦位置で写真を撮る+上下に余白を残す

②水平or垂直に撮る

③いらないものを写さない

 

また、文字入りコンテンツにすることで1投稿あたりの滞在時間を延ばすことができ、それにより良質なアカウントと見なされてタイムラインに上がってきやすい、とも書いてありました。

少し手間はかかりますが、その分だけ効果はありそうですね。

 

拡散の方法

拡散するためにハッシュタグを工夫したり、「いいね回り」をするとよいと書かれていました。

 

ハッシュタグの選び方

①撮影した場所・店舗と関連のあるワードを入れる

②撮影した関連場所の範囲を広げていく

③写っている人やものを抽象化させ、コミュニティ性のあるワードを取り入れる

④メディア系タグを入れる

⑤その他、写真と関連のあるワードを入れる

 

「いいね回り」の仕方

①類似アカウントで自分より少し質の低いアカウントを見つける

②そのフォロワーの1アカウントにつき、3つの投稿に「いいね」していく

③疑問に残るアカウントに出会う

④アカウントのフォロー数がフォロワー数の1/4以下であれば、そのフォロワーに「いいね回り」をしていく

 

終わりに

記事では詳しく書いていませんが、こちらの本では企業から仕事をもらうための方法やロードマップについても書かれていました。

個人でも発信しやすくなる中で、今後も様々なツールを使いながら、フリーランスで稼いでいく人が多くなるんだろうなと感じました。

これからどんなツールが出てくるかわかりませんが、「美しいものを見たい」という人間の根源的な欲望に応えられているインスタは、しばらくは無くならないのかなとも思います。